2019年度内部研修（3月）

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カテゴリ: 大久保からのお知らせ作成日:2020年02月26日（水）

2020年2月15日（土）、発達支援feel大久保事業所にて今年度3回目のスタッフ向けの研修を行いました。

研修内容は

○1.2回目のペアレントトレーニングの振り返り

○3回目のペアレントトレーニングについて

○関係機関との連携について

○箱庭療法

です。

　feelでは、精研式・奈良方式ペアレントトレーニングと、鳥取形式ペアレントトレーニングを取り入れた、ペアレントトレーニング講座を年3回、ご利用の保護者様に無料でご参加いただいております。

　ペアレントトレーニングとは、子どもとのより良い関わり方（ほめ方、言葉がけの仕方など）を学びながら、子育ての困りごとを減らし、楽しく子育てができるよう支援する、保護者向けのプログラムです。

　今回は5月と9月に行ったペアレントトレーニングについて、振り返りを行いました。（前々回のブログはこちら・前回のブログはこちら）

　今回の研修では、してほしい行動を増やす表作りを用いて、子どもの行動について、してもらう順番や援助の仕方などを検討していきました。例えば、朝の用意について、テレビをつけることで椅子に座ることができ、ご飯を食べることができるお子さまだと、「1．着替えをする。2．TVを点けると椅子に座る。3．朝ご飯を食べる」の順番にするとスムーズになります。これが、TVを点けることで集中しすぎて、ご飯が食べられないお子さまの場合は、「1．朝ご飯を食べる。2．TVを点けると椅子に座る。3．着替えをする。」の順番にするとスムーズになります。

また、feelを利用されているお子さまがより過ごしやすくなるために、関係機関との連携についての研修も行われました。学校や病院などと連携する際に重要なポイントがいくつかありますので、例を紹介します。〇相談しやすいよう、普段から感謝の気持ちを伝える。〇相談したいことと望んでいることがずれていないかを確認する。〇実現のために具体的にどうするかを決める。〇振り返りの時期をあらかじめ設けておく等です。詳しくは、以下の表をご覧ください。