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2021年7月 内部研修「算数のつまずきについての工夫と理解」「今日から使える 知っておくと療育に生かせること~学校や学級の種類~」

カテゴリ: 大久保からのお知らせ 作成日:2021年07月19日(月)

2021年7月26日(土)

新型コロナウイルス感染防止のため、オンラインにてfeel大久保・西明石・小久保・小久保Ⅱ事業所合同で内部研修を行いました。

研修内容は

〇算数のつまずきについての工夫と理解

〇今日から使える 知っておくと療育に生かせること~学校や学級の種類~

です。

今回の研修では、子どもたちの算数のつまずきについて考えるために、算数を理解するうえで基本的な『数』を構成する要素をはじめ、算数障害や認知・運動・社会性などのつまずきに影響を与える原因、そのつまずきに対してどのように工夫をしたらよいのかを検討しました。「数字から数量をイメージしにくい」「文章題から場面や図をイメージすることが難しい」など、つまずきには様々な種類があります。子どもたちが何につまずいているのか、そのつまずきをどう緩和するかを考えるためには、子どもたちの様子をよく観察し、そのつまずきの原因に合わせた対応や、目標設定をすることが重要であることを共有しました。子どもたちが工夫によって、「(表や位取りシートなどの)ツールがあったら自分も問題が解ける」といったように、「自分でできる」体験を積み重ねていけるよう、私たちも療育の場で考えていきたいと感じました。

本研修は保護者の皆様にも実施させていただきました。お子さまのつまずきに対する理解や工夫の仕方を考えるうえで、保護者の皆様のお役に立てたら幸いです。

また、子どもたちを支援するうえで、協力や連携が欠かせない学校について、その種類や、学校の先生方と連携する際のポイントについても検討しました。特別支援学級や通常学級、交流学級のカリキュラムの違いや、関わっている先生方の人数、役割などを改めて共有しました。学校の先生方と連携する際のポイントとしては、先生方と子どもたちについて話し合いができる時間帯を把握することや、お忙しい中お時間を作ってくださっていること、こちら側と先生方の立場や役割の違いを意識して、子どもたちへの関わりや支援の在り方について話し合うことが大切であると再確認しました。

研修で学んだことを生かして、今後の療育に役立てていきたいと思います。